2015年12月31日木曜日

冬コミありがとうございました

サークル参加した冬コミが終了しました。
今回は今までで一番多くの方に本を手に取ってもらえましたし、連続してきてくださる方、差し入れしてくれる方などサポートも感じることができて大変充実した参加となりました。
本の方は2回目のシチリアで撮影した写真をまとめました。今回はいままでよりちょっとコンパクトにしてお求め安くしてみたのですが、いかがでしたでしょうか? 夏も申し込みはする予定なのでまた参加できましたらよろしくお願いします。

2015年7月21日火曜日

チェファルにて4


チェファルのの中心部は車の入場が制限された石畳の細い路地が入り組んでいて、古い街の風情を感じられます。その中でシンボルになっているのが街で一番高いこちらの大聖堂。12世紀にノルマン王のルッジェーロ2世が建てたものだとか。建築にあたっては逸話があり、件の王がイタリア本土への遠征の帰りに嵐にあった際、生きて帰れたら最初に上陸した地点に大聖堂を建てると神に祈ったのだとか。

建築にあたっては西欧だけでなく、アラブ、オリエントの技術が用いられたそうで、きんいろのモザイクを用いて描かれたキリスト像などにその技術があるのだとか。諸民族が覇権を奪い合いつつも共存していた当時のシチリアの面白さが見て取れます。

石畳の街と猫。

2015年7月20日月曜日

チェファルにて3



チェファルで泳げるポイントはいくつかあるようですが、一番大きいのは街の西側を向いたビーチで旧市街の中心地から隣接しているのでアプローチも容易ですし、後背に古い建物が立ち並ぶ見栄えもなかなかのものです。ただ、使いやすいビーチだけに人も多く、パラソルやチェアが立ち並んでおり、やや賑々しすぎるのは否めません。遠浅の海で泳ぐというよりは水遊びをするという感じでもあります。



一方、街の裏手にある岩場でも泳げます。こちらは人の手も入っておらず空いていて、海もすぐ深くなるので泳ぐのも楽しいです。透明感はそれほどでもないですが、魚もたくさんいるのでシュノーケリングも楽しめます。




早朝の港のねこ。

2015年7月19日日曜日

チェファルにて2

チェファルの見所といえば、街並み、岩山、海、大聖堂といったところで、人口一万人ほどの小さな街ですから全て軽く歩いて回れる範囲です。というわけで昨日一日で全て堪能してきたのですが、さすがに山登りと海水浴を一日でやるのはなかなかヘビーだったようで少々体調を崩してしまいました。


岩山というのがこちらの山で、ラロッカ(the rockと同意と思われる)と呼ばれています。標高は大したことはないのですが、なにぶん海沿いからせせり立つように立っているので傾斜がきついのと7月の日差しも相まってなかなかにヘビーです。


ただ、頑張って登ってみただけの甲斐はある景色が楽しめます。山頂には10世紀ごろのアラブの山城の遺構が残っているほか、中腹には紀元前のディアナ神殿のものだという遺構もみられます。チェファルはシチリアのなかでも最も古く人が住みついたエリアだとされているそうです。神殿付近の眺めも素晴らしいですし、そのあたりまでは道も整備されているので体力に自信のない方もそこまでは頑張ってみることをお勧めします。


山へ向かう道沿いにて。

2015年7月18日土曜日

チェファルにて

最初はシチリア北岸のチェファルに滞在しています。ここはシチリア自治州の州都パレルモからほど近いリゾート地です。東京からここまでの移動は24時間以上。さすがにすこしつかれたのでこの小さな街で2泊して英気を養います。
東京から24時間以上とかきましたが、実はシチリア島内の移動で6時間ほどかかってしまいました。シチリアには大きな空港が二つあり、東部のパレルモと西部のカターニアです。ここチェファルは州都パレルモからだと1時間ほどで到着する都市近郊のリゾートなのですが、四国より一回り大きいシチリアの反対側にあるカターニアからですと、交通の便が悪いこともあり、非常に手間がかかりました。朝8時に空港についてバスと列車を乗り継いで14時頃に到着しました。カターニアへのチケットをとってから島内の旅程を決めたのでちょっとちぐはぐな感じになってしまいました。


この時期のシチリアは酷暑と言っていい暑さで、昼間は何もする気が起きないほど。猫の姿もまったく見かけず、これから一週間大丈夫だろうかと思いました。ところが、日が傾いてから街に出るとやっぱりいますね。結構な数の猫を発見することができましたよ。そこかしこに猫はいて楽しめそうです。


2015年7月16日木曜日

コミケ落ちました&シチリアへ

しばらく更新できておりませんでした。この間に夏コミの落選通知を受け取りました。そして今夏の旅行でシチリアに向かう搭乗待ちで成田空港です。受かってればこの旅の写真をまとめたかったのですが。。
ではまた!
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2015年5月27日水曜日

スクーター上の高雄の猫 A Cat on a bike in Kaohsiung

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さすがの台湾ということでスクーターは数多く、街中では自動車よりも多く見かけるくらいですね。猫も犬もスクーターに乗ることがあるようですが、猫はもっぱら停車したスクーターの上。犬は人の運転するスクーターの上でもおとなしくしているようです。スクーターに乗せられた犬はどこに連れて行かれるのでしょうね。まさか、通勤につき合わせているわけではないでしょうが。

I met many scooters in the streets of Taiwan, I found dogs and cats riding on it. Though only dogs can ride the driving one.

2015年5月25日月曜日

高雄の猫 Cats in Kaohsiung

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高雄は猫の多い町でした。台南でも台北でも苦労して路地を巡ったり、ネットの情報を探ったりしてようやく猫を見つけられたのですが、高雄ではただ歩いているだけで何匹もの猫に出会うことができました。飼い猫もいるのでしょうが、地域猫っぽく世話してる風に見受けられました。古くからの港町なので猫との相性がいいのでしょうか?

Many cats are living in Kaohsiung. When I was in Tainan or Taipei, crawling small alleys, searching web to find the cat place though in Kaohsiung I could find many cats just walking some streets. I wonder that people in Kaohsiung love cats because the city have developed with big port.

2015年5月16日土曜日

小石川の奇妙なパスタ屋 strange pasta bar in Koishikawa

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仕事帰りに小石川のあたりを歩いていたら奇妙な店を見つけました。
pasta ¥1000, vino ¥600との黒板が出ていて通りに面した大きな窓からは6畳ほどの製麺スペースが見えます。openというプリンタで打ち出したような紙が見えるものの人の気配はない。しまっているのかな、とも思い逡巡ののちドアを押してみると、開く。短い廊下の先には更にドアがあってそちらを開けてみると果たしてカウンタ−4席、テーブル一つの小さな飲食スペースに店主と思しき坊主頭の男性。
聞くにそこはパスタの専門店であり、パスタは一種類しかなく、しかも彼の打った生パスタをオリーブオイルとチーズで和えただけのものしかないとのこと。看板の通りパスタは1000円でワインは600円、他に林檎ジュースがあったかな。
兎に角も食事ができることにホッとしてパスタとワインを頼んだものの、店主大鍋に湯をわかすところから始める。はて、このようなペースで飲食店として成り立つのか、飲食スペースより大きい製麺スペースはなんなのか疑問に思いつつ、それとなく話を聞いてみる。すると彼はパスタ打ちの専門家だという。彼が言うには日本のレストランでは一般的ではないが、海外ではレストランにパスタのみを担当する専門家がいると。彼は今レストランに属しているわけではないが表の製麺スペースでプロの料理人に製麺を教えたり、どこかのホテルにパスタを納めたりすることを業としているそうです。
彼の海外での遍歴などを聞いているうちにようやく沸いた湯に入れる平打ち麺は向こうが透けて見えるほどに薄い。茹で時間は驚くほど短く入れたと思ったらもう湯切りをしているような次第。このパスタはなんという名かと訪ねてみればタリアテッレであるという。タリアテッレであればなんども食べたことがあるけれど、ここまで薄いものは見たことがありません。これは彼の技ゆえなのか本場の生パスタとはそういうものなのかわからなかったけれど、繊細な口当たりとチーズ、オリーブオイルのシンプルな味付けはフィットしているとはおもいました。
客側からは入りにくく、メニューも実質一つしかない、店からしても儲かるとは思えない。なんでやってるのかよくわからない奇妙な店ですが、技術の 粋といっていいのであろうよそでは食べられないパスタが食べられる。面白い店ではありました。
La pasta dello sfoglino Base
文京区小石川5-34-10
日休

I found a strange pasta bar at Koishikawa, walking back home. This bar serve only one simple pasta dish, pasta with oil and cheese. I was surprised that it was very good one, at the same time I couldn't understand how does he drive the small shop. So I asked him some questions, then he talked to me he is a pasta master trained in Italy and he teaches to professional cooks how to make real pasta.

2015年5月14日木曜日

近代的な高雄の街に驚く Modern, Clean Kaohsiung

P5040315.jpg 高雄にはわずか一泊、滞在時間にして20時間ほどのショートステイだったので多くを味わうことはできなかったけれど、きわめて近代的で清潔な都市であることに驚きました。道が広く歩車分離がしっかりしているし、高層ビルや地下鉄駅なども幾何学的なモダンなデザインのものが多くあり、お金がかかっていることが感じられます。一方で廃墟のようなメンテナンスのなされない古い建物が放置されているようなさまも見られませんでした。交通も効率的でコンパクトになっており、新幹線駅、中央駅、都心、空港が地下鉄でストレートにつながっています。アジア的な猥雑な面白さからは離れますが、これはこれで「どうしてここまで出来ているのか?」という興味を持たずにはいられませんでした。安心して歩けるという意味では私が過去に行ったことのある海外の都市でダントツの一番です。 写真は2線ある地下鉄の乗換駅になっている美麗島駅の内部です。天井のステンドグラスの派手な色彩とともに円形のホールを中心に放射状に通路が伸びる構造も美しい駅です。CNN選の「World's most impressive metro station」にも入っているそうです。 I stayed only one night in Kaohsiung though could understand that the city is one of the most modern, clean and safe city in the world. The photo is taken in the metro station "Formosa Boulevard".

2015年5月13日水曜日

台南の猫 cats in Tainan


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 台南には2泊して結構路地裏を歩き回ったのですが、野良猫の姿を見ることは少なかったです。5月とはいえ相当日差しが厳しくなっていたので人に見えにくいところで休んでいたのかもしれません。頑張っているうちに首輪をしている飼い猫はいくらか見つけることができました。猫によっては引き綱をつけているものもおりました。こちらは奥まった路地の民家の前で見つけた一匹でここの家主は猫好きなのか3匹ほどの猫が段ボール箱やら毛布の上やらそれぞれの好ましい場所でくつろいでおりました。

I stayed in Tainan for 2 nights, and crawled into much small alleys. Though I could find few stray cats. I wonder that they stayed in shadow where difficult to find for us because the sunshine of Tainan in May is too heavy to stay in. Finally I could find some pet cat at the front of a small house in the deep alley. 

2015年5月12日火曜日

台南 がじゅまるの街 Tainan Banyan Ciy

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台湾は南北に長い島で北部は亜熱帯、南部は熱帯に属していて、熱帯の台南は5月初旬といえども太陽が直上から降り注ぎ真夏を感じます。台南は200万近くの人口を擁する都市ですが近代的な大都市というよりはローカルで枯れた風情です。中心部にも古い建物が多くあり、路地も入り組んでいます。
熱帯の気候と過度に整備されていない古い町並みのおかげで街中にガジュマルの大木をいくつも見かけることができます。



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極めつけは西部にある安平樹屋です。かつてはイギリス商館の倉庫に使われていたそうですが、打ち捨てられた建物ががじゅまるの樹に覆いつくされています。ファンタジー映画に出てきそうな、自然の強さと恐ろしさも感じる光景です。

Taiwan is a island which is long from north to south. The climate of the north side is subtropics, the south is tropics. In Tainan which is one of the big city of the south Taiwan, we can find big banyan trees. The greatest one is Anping tree house. I recommend to visit.  

2015年5月7日木曜日

台湾から帰国しました come back from taiwan


5日間の台湾旅。都市部でのねこ撮影は苦戦しましたが、日本でも猫村として有名な猴硐(ほうとん)は予想以上に猫が多く、しかも皆人馴れしているため楽しく撮影できました。ちょっと暑い時期なのでみんな日陰でだらっとしてるので写真的にはちょっとワンパターンになってしまいましたが・・次回夏コミにうかったらそちらで本としてまとめたものを頒布しようかと思っています。

It was difficult to find the cats in the city area of Taiwan, though in Houtong where is known as " cat village" I could meet many ones who is friendly with human nature. I will produce a photo book of the Taiwan cats picture for Comic Market in this Summer if I can have a space.

2015年5月1日金曜日

台湾に来ています

GWを利用して台湾に来ています。さしあたり昨日は台南に入ってぶらついてみましたが、あまり猫を見かけませんね。暑いからかな?犬は割と良く見かけるんですが。写真は台南で元も大きいという花園夜市です。平日で開店直後なのでさほどの混雑ではなかったですが、週末には結構な人出になるそうです。

I'm staying at Tainan now though I couldn't find a few cats in this city yesterday, is it too hot for them? This photo was taken in the biggest night market in Tainan.

2015年4月29日水曜日

プローチダ島 Procida Island



2泊したプローチダ島ではたまたま満月の日に当たりました。カラフルな日中の風景とは違って月明かりと白熱灯のオレンジに照らされた村もまた風情のあるものでした。


Full moon look down a fishing village of procida.

2015年4月28日火曜日

プローチダ島 6 Procida Island 6



コリンチェッラの浜にある食堂でいただいたのがウサギのプローチダ風。この島の名物だそうです。この小さな島で名物にするほどの量のウサギが取れたのかは疑問ですが。味は鶏肉のトマトソース煮に似てなかなか美味しいです。
One of the typical local dish of Procida is stewed rabbit. The taste of the meat is like chicken's one, and the source made from tomato is sour and sweet.  By the way, my question is that are there so many rabbits to eat in such small island?

2015年4月27日月曜日

2015年4月26日日曜日

プローチダ島4



プローチダ島は小さな島で端から端まで5㎞ほどでしょうか。小さい島ですが人口は1万人ほどいるようなので密度は低いとは感じず、割合に活気があるように思えました。宿をとったコリンチェッラから崖を登って反対側に降りるとナポリからの高速船のつく大きな港があります。早朝6時頃に朝日を撮影しようと港のはじの方を歩いていたら猫一家を見つけました。
Procida is a small island but over 10 thousands people live  in there. I stayed at Corrincella harbor, in the morning I walked to opposite side of the hill to take a photo of morning sun, then I found the cat family.

2015年4月25日土曜日

プローチダ島3 Procida Island 3




漁港には何匹かの猫が住み着いています。漁網の布団は猫達にはいい香りのする理想的な寝床なのでしょうか?
Some cats are living around the harbor, I wonder that the net with fish smell is the best bed for them.


鼻がむずむずするのか、網に鼻先を何度も押し付けています。
She press her nose against the net. Does she wants to scratch her nose?

プローチダ島 2 Procida Island 2




映画イル・ポスティーノで描かれたのは1950年代のイタリアですが、21世紀の現在でも漁師さんが働いているさまが見られます。日本の漁港などは大規模に機械化されているところがほとんどですが、それに比べるとこちらは漁師さんが網を手入れしている姿が見られたり素朴な風情です。

Il Postino  is the movie filmed the 1950s of Italy, we can also find the working fisherman in the harbor today. Their way to work is not mechanized very much unlike current Japanese one.


プローチダ島 Procida island



イル・ポスティーノという映画が好きで、そのロケ地を巡りながら南イタリアを旅したことがありました。

映画は島の漁師の家に生まれた生きる目的を持たない、今風に言えばニート的生活を送っている若い男性が主人公で、島の外れに越してきた亡命詩人への郵便配達という仕事をするという話です。主人公は彼との交流を通じて無気力に生きてきた自分の周りにどれほど美しいものがあるのかを知り、表現することの喜びを知り、停滞した生活を捨て情熱とともに人生を生きることを選びます。

このプローチダ島のコリンチェッラ地区は漁村のロケ地として使われていました。映画の中ではどちらかというと自然の美しさが前面に出されていたこともあり、漁村は鮮やかなイメージでは描かれていなかったと思いますが、実際訪れてみると色とりどりの建築物が港の後背の急峻な崖地に向かって建ち並ぶ非常に美しい光景です。

I love the Italian film "Il postino(the postman)"  which describes the friendship between a young guy and an old poet with beautiful scenes of island in south Italy. Procida island is one of the places where filmed the movie. The colorful houses are build closely over the cliff behind the harbor.