2015年7月21日火曜日

チェファルにて4


チェファルのの中心部は車の入場が制限された石畳の細い路地が入り組んでいて、古い街の風情を感じられます。その中でシンボルになっているのが街で一番高いこちらの大聖堂。12世紀にノルマン王のルッジェーロ2世が建てたものだとか。建築にあたっては逸話があり、件の王がイタリア本土への遠征の帰りに嵐にあった際、生きて帰れたら最初に上陸した地点に大聖堂を建てると神に祈ったのだとか。

建築にあたっては西欧だけでなく、アラブ、オリエントの技術が用いられたそうで、きんいろのモザイクを用いて描かれたキリスト像などにその技術があるのだとか。諸民族が覇権を奪い合いつつも共存していた当時のシチリアの面白さが見て取れます。

石畳の街と猫。

2015年7月20日月曜日

チェファルにて3



チェファルで泳げるポイントはいくつかあるようですが、一番大きいのは街の西側を向いたビーチで旧市街の中心地から隣接しているのでアプローチも容易ですし、後背に古い建物が立ち並ぶ見栄えもなかなかのものです。ただ、使いやすいビーチだけに人も多く、パラソルやチェアが立ち並んでおり、やや賑々しすぎるのは否めません。遠浅の海で泳ぐというよりは水遊びをするという感じでもあります。



一方、街の裏手にある岩場でも泳げます。こちらは人の手も入っておらず空いていて、海もすぐ深くなるので泳ぐのも楽しいです。透明感はそれほどでもないですが、魚もたくさんいるのでシュノーケリングも楽しめます。




早朝の港のねこ。

2015年7月19日日曜日

チェファルにて2

チェファルの見所といえば、街並み、岩山、海、大聖堂といったところで、人口一万人ほどの小さな街ですから全て軽く歩いて回れる範囲です。というわけで昨日一日で全て堪能してきたのですが、さすがに山登りと海水浴を一日でやるのはなかなかヘビーだったようで少々体調を崩してしまいました。


岩山というのがこちらの山で、ラロッカ(the rockと同意と思われる)と呼ばれています。標高は大したことはないのですが、なにぶん海沿いからせせり立つように立っているので傾斜がきついのと7月の日差しも相まってなかなかにヘビーです。


ただ、頑張って登ってみただけの甲斐はある景色が楽しめます。山頂には10世紀ごろのアラブの山城の遺構が残っているほか、中腹には紀元前のディアナ神殿のものだという遺構もみられます。チェファルはシチリアのなかでも最も古く人が住みついたエリアだとされているそうです。神殿付近の眺めも素晴らしいですし、そのあたりまでは道も整備されているので体力に自信のない方もそこまでは頑張ってみることをお勧めします。


山へ向かう道沿いにて。

2015年7月18日土曜日

チェファルにて

最初はシチリア北岸のチェファルに滞在しています。ここはシチリア自治州の州都パレルモからほど近いリゾート地です。東京からここまでの移動は24時間以上。さすがにすこしつかれたのでこの小さな街で2泊して英気を養います。
東京から24時間以上とかきましたが、実はシチリア島内の移動で6時間ほどかかってしまいました。シチリアには大きな空港が二つあり、東部のパレルモと西部のカターニアです。ここチェファルは州都パレルモからだと1時間ほどで到着する都市近郊のリゾートなのですが、四国より一回り大きいシチリアの反対側にあるカターニアからですと、交通の便が悪いこともあり、非常に手間がかかりました。朝8時に空港についてバスと列車を乗り継いで14時頃に到着しました。カターニアへのチケットをとってから島内の旅程を決めたのでちょっとちぐはぐな感じになってしまいました。


この時期のシチリアは酷暑と言っていい暑さで、昼間は何もする気が起きないほど。猫の姿もまったく見かけず、これから一週間大丈夫だろうかと思いました。ところが、日が傾いてから街に出るとやっぱりいますね。結構な数の猫を発見することができましたよ。そこかしこに猫はいて楽しめそうです。


2015年7月16日木曜日

コミケ落ちました&シチリアへ

しばらく更新できておりませんでした。この間に夏コミの落選通知を受け取りました。そして今夏の旅行でシチリアに向かう搭乗待ちで成田空港です。受かってればこの旅の写真をまとめたかったのですが。。
ではまた!
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