2016年2月15日月曜日

苦しくも楽しいファヴィニャーナサイクリング


2015年7月のシチリア旅行の続きです。


この旅の目的地であったエガディ諸島はシチリア本島の東にある3つの島からなっており、このファビニャーナ島はその中で最も大きく開発もされている島です。トラーパニからは高速船で1時間もかからないので、日帰りで行ってきました。エガディ諸島のほかの二つの島、マレッティモとレヴァンツォは人が住んでいると言っても集落レベルでお店もほとんどありませんが、ここファヴィニャーナは町らしい町もあり栄えています。エガディ諸島の中では比較的大きな島ではありますが、羽を広げた蝶のようと言われる横長の部分を見ても東西に10km程度、主だった見所は起伏の少ない中心部から東部に偏っているということもあり、自転車を借りて移動することにしたのですが・・これが失敗! 町を出てしばらく走るとガクンガクンとすごい揺れ、なんと前輪がパンクしているではありませんか。よく見てみるとタイヤに画鋲!なんとまあひどい嫌がらせ、店に人も気づかなかったのでしょうか・・町に戻るのも微妙なポイントだったので止む無くそのままパンクした自転車で島を巡ることに。




自転車のせいでコンディションは最悪でしたが、島の風景は最高でした。南側の海岸沿いに走っているとそこかしこに泳げる岩場やビーチがあって、そんな場所を見つけると自転車を止めてしばらく泳ぐ。飽きるとまた移動して次のポイントを探すという感じで楽しむことができました。ファビニャーナの海はとっても透明度が高くて、快晴のこの日の見栄えはまさにアクアブルー。泳いでよし、眺めてよしの素晴らしい場所でした。
























港は漁港を兼ねているせいか、猫が結構いました。ヨーロッパらしいオート三輪とぱちり。

2016年2月14日日曜日

トラーパニの昼と夜

昨年のシチリア旅の記述が途中で泊まってたので、冬コミで出した写真集のフォローもかねて少し書いておこうかと思います。

以前のシチリア



チェファルーの次の滞在はシチリア島の東端のトラーパニ。この後向かう離島のエガディ諸島やアフリカへの船も出ている、シチリアの中でもエキゾチック度の高い港町です。この街に来て気が付いたのは昼間にとにかく人が少ないことです。7月のシチリアは酷暑で、歩いていると体力をどんどん消耗します。スーパーマーケットも13~17時は昼休み、なんてなってて昼寝を決め込む時間のようです。昼寝というとスペイン文化のイメージがありましたが、シチリアでもやってるんですね。






一方、日が暮れると旧市街はどこから湧いてきたんだというほどの人でごった返します。帽子や土産物を売る屋台も出てきて街はお祭りの風情。家族連れや若い友人同士のグループが多く、ツーリスト然とした人は少ないかな?旅といっても長期滞在の人が多いのかもしれませんね。一人旅の身には楽しさと同時に寂寥感を感じる眺めでもありました。



2016年2月11日木曜日

葛飾猫さんぽ

今日は目を覚ましてみれば気持ちのいい小春日和の休日でしたので、カメラを抱えて少し地元を離れて散歩してきました。目的地は葛飾。京成線の堀切菖蒲園で降りて、入り組んだ住宅街をじぐざぐとふらつきながら京成立石まで歩いてきました。京成立石は安く飲める酒場が多くて有名なところで、私も飲むのは好きな方なのでかつては足しげく通ったものですが、最近は地元で飲むことが多くなり、2年ぶりくらいでしょうか。久しぶりです。今回立石を目的地にしたのは、どこかで野良猫が多いというのを改めて目にしたからです。確かに、以前通っていた時もちらちら見ていました。以前は飲み歩きが主体だったのでそこまで意識していませんでしたが、今日はじっくりと探してみることにします。


さて、駅を降りてみつけたほりぐちなるパン屋でカレーパンとホットドッグ(キャベツいための入った独特な一品)を購入してほおばりつつ歩いていると幸先よく神社の先で野良猫を発見しました。

猫にはさくっと逃げられて神社の方をよくよく見ると石細工に妙にこだわりのあるところのようです。

七福神や


十二支を擬人化した石造(白黒)

謎の蛙ベンチなどが見られました。




居酒屋で豪華な刺身定食を食べたのち、立石に到着して路地裏を散策してみると白いのや黒いのやまだらっぽいのがたくさんおりますよ。触らせてくれるほど人になれているわけではないですが、視界から逃げていくほど警戒しているわけでもありません。路地には置きエサもされており、どうやら、地域猫として世話されているようです。アーケードにある玩具店が拠点になっており、募金も受け付けていたので少額募金してきました。





2016年2月10日水曜日

台湾に行ってきました その3

本日は猫記事です。まずは台北市内。

台北市内の猫探しは朝6時くらいに起きてから同行の友人と朝食に行くまでの2時間くらいがメインです。前回訪問時に林森北路の繁華街の近くにある公園に猫スポットを見つけていたのですが、今回は残念ながら見当たらずでした。今回は新たに猫スポットとしては行天宮近くの市場周辺が見つかりました。近所のご婦人が餌付けをしているようで、その方が自転車でチリンチリンと鈴を鳴らすとあちこちから5〜6匹の猫が湧いてきました。




そのご婦人以外には慣れていないようで、僕はあまり近づくことはできませんでした。ここにかぎらず台北の猫は警戒心の強い子がほとんど、というのが今のところの印象です。触れる距離まで寄ってきてくれたのは夜に台北大学近くの公園で見つけたこちらの猫だけ。
基本的によらば逃げる感じです。

望遠レンズで頑張りましたが、なかなか苦戦しました。








2016年2月9日火曜日

台湾に行ってきました その2

1月末の2泊3日の短期台湾旅行、本日は食事編です。まずはBグル系から。ホテルに荷物を置いて14時くらいだったでしょうか?台北もこの時間になるとランチタイムが終わる店が多いみたいで、何件かふられながらたどり着いた店がこちらの麺線店。60元(1元=3.7円ほど)の大腸麺線大サイズを注文。丼は結構大きいのですが、細麺とあっさり目のピリ辛スープですすっと胃袋に収まります。こちらのお店のモツは油を通してるのか表面が少しかりっとしていて、嫌なにおいもなくおいしいです。




その足で2軒目は24時間営業の鴨肉飯のお店に向かいました。スープと合わせて100元くらいだったかな?セルフサービスタイプのお店で、戸惑いながらなんとか注文。鴨肉は原形をとどめないほど非常に良く煮込まれているのであまり鴨肉らしい風味はありません。鴨脂のタレで白飯をかっこむのが醍醐味って感じですね。






三軒目はネットで評判を調べて伺った名前のない鴨肉麺のお店。こちらは上の鴨肉飯の肉とは違ってしっかり鴨の味が感じられてなかなかの美味です。歩道にせり出したオープンスペースでいただくのもなかなか乙なものです。














2016年2月8日月曜日

台湾に行ってきました その1



1月末の週末に2泊3日の台北旅行に行ってきました。一応メインの目的は開拓動漫祭(Fancy Frontier 台湾最大の同人誌即売会)の見物だったのですが、結局は野良猫探しと食べ歩きに精を出していた感じです。予定の3日とも雨予報という難儀な天気でしたが、1~2日目はなんとか雨も降らず、晴れ間ものぞく程度でなんとか写真撮影も楽しめました。
開拓動漫祭は規模でいうと1000サークル弱くらいだったかな?さすがにコミケに比べるとこじんまりしていますし、そこまで殺伐としておらず、のんびりした雰囲気もありました。


コスプレはたくさんいましたし、監獄学園とかラブライブとか最近の作品が普通にみられましたね。面白いな、と思ったのは何点かあって一つはコスプレへのルールが良くも悪くも緩いみたいで、更衣室がないこともありそこかしこで地べたに座ってメイクしてる姿が見られます。すごいのだと↑の写真にみられるように点と持ち込みで即席更衣室にしています。コスプレ撮影は場外は基本的に自由みたいで、会場の展示会場の外の広い公園スペースで撮影している人がたくさんいました。メイクの仕方も違った特徴がみられて特に僕が面白いなと思ったのはつけまつげの使い方ですね。下のつけまつげをだいぶ瞳から少し下に離して貼り付けてるんですね。おそらくアニメキャラ的な瞳の大きさを表現してるのだと思いますが、一人や二人ではなく多くの人がやってました。それが台湾スタイルなんですかね?


この後猫撮影と食事の記事も上げたいと思います。

2015年12月31日木曜日

冬コミありがとうございました

サークル参加した冬コミが終了しました。
今回は今までで一番多くの方に本を手に取ってもらえましたし、連続してきてくださる方、差し入れしてくれる方などサポートも感じることができて大変充実した参加となりました。
本の方は2回目のシチリアで撮影した写真をまとめました。今回はいままでよりちょっとコンパクトにしてお求め安くしてみたのですが、いかがでしたでしょうか? 夏も申し込みはする予定なのでまた参加できましたらよろしくお願いします。